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高齢化社会の公道での事故リスク

先日、ある判決が言い渡されました。高齢者が転倒し死亡した交通事故です。

本記事のタイトルを運転中とせず「公道」としたのには理由があります。

それは運転中だけ事故リスクが高いわけではないからです。

自転車や徒歩でも死亡事故につながるかもしれません。

前述した事故は轢き殺したわけではなく、接触で転倒し一週間後に死亡したケースです。

すなわち、高齢者が転倒すると死亡する危険性が高い。ということです。

よって運転中でなくても、さらにいえば接触していなくても
何かの拍子に転倒してしまうと死亡事故につながるリスクがあるということです。

子供が遊んでいたら高齢者が驚き転倒した。ということも当然考えられます。

高齢化社会を迎えた日本においては、いつだれが加害者扱いされるか分からないリスクを抱えている時代に突入したと認識させられる裁判でした。