踏み間違え事故を起こす可能性は誰にでもある!

出典:九州朝日放送

高齢者の踏み間違え事故報道が相変わらず続いています。

2月20日 九州
踏み間違いか 宗像市の小学校校舎に車突っ込む

2月17日 名古屋
立体駐車場から車転落、男性「踏み間違えた」 名古屋・南区

 17日午前7時すぎ、名古屋市南区白水町にある「だいどうクリニック」の立体駐車場で、男性(88)が運転する乗用車がバックで駐車しようとした際、防護柵に突っ込み、2階から約4メートル下に転落しました。

いずれもプリウスのように見えます。

突然ですが質問です!
あなたは踏み間違えの経験がありますか?

 

ありません! あれって高齢者だから運動機能や認知・判断機能が低下して事故ってるんでしょ?

もし、あなたもこのように考えているのなら、
次にトップニュースを飾るのはあなたかもしれませんよ!!

誰にでも踏み間違え起こす可能性はあります!
事故に繋げない対策は2つです。
・踏み間違えを起こさない工夫
・踏み間違えた時の対処

特にプリウスのような加速性能が良い車は、
池袋のような悲惨な事故の加害者になる可能性が極めて高いです。

これは老若男女関係ないと思います。
そして、ドライバーに意識が「ある場合」と「ない場合」の、いずれの可能性も考えられます。
(意識がないケース:大阪梅田の交差点の事故)

もしオートマッチク車で暴走させた場合、衝突し前進できなくなるまで加速しつつげます。そして加速Gのかかった状態での回避操作を求められます。
あなたにその操作ができますか?

正直、私には自信がありません。
プリウスを例にあげると0-60km/h位までの加速性能はコンパクト・スポーツカー並とも言えます。
0-100km/hが約11秒です。0-200mが約12秒、0-400mが約19秒とされています。

停止状態から暴走させてしまった場合、数秒以内に制動操作に入れなければ、空走距離も考慮すると、市街地であればあっという間に衝突する可能性があります。

踏み間違えに至るケースはいくつかあると思います。
・運転姿勢が乱れた時(落ちたものを拾う、コインパーキングなどの支払い時に足の位置がズレたなど)
・前方の障害物を避けようとしパニック
・駐車場での単純な踏み間違え

運転姿勢が乱れた時は、二度と正確にブレーキは踏めないと考えた方が良いでしょうか。
暴走中にブレーキの位置を目視で確認するなど無理な芸当です。

残念なことに、単純な踏み間違えを防ぐのは無理だと思います。(左足ブレーキを使える私でも100%の自信はありません)
ここは事故を起こしにくい車両選びが重要なポイントになります。
また、コンマ数秒で踏み変えなければなりませんので、履物も影響します。

その辺りの詳しい話は、レッスンでお伝えしています。

話が支離滅裂ですが、長くなるので

最後に「暴走車両はなくなりません!!」ということだけお伝えしたいと思います。
自動運転になってもなくならないでしょう。

自衛する手段は信号がたとえ「青」でも360度の安全を確認する心がけです。
相手は瞬間移動はしてきません。物理的に移動できる時間と距離は計算できます。
きっと止まるだろう、こちらが優先なんだし!
などという甘い考えは捨てることが、身を守るためには大切だと思います。

おまけ 「だろう」事故の例です。
事故事例 自転車が車に衝突編

 

 

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