褒めまくるスクールが多いようです。
私はこの考え方に反対です。
一律に褒めればよいとは考えません!
お一人お一人に合わせた適切な方法があると考えています。
バイトを募っているスクールほど褒めまくる傾向にあると思います。理由は考えてみてください。
別に怒ったり、けなしたり、罵倒したりすることはありません。しかし相手のことも考えずに褒めまくることは決していたしません。無責任すぎます。
殆どの方は教習所卒業レベルの運転はできるようになります。しかし、私が考える理想は、より高いレベルです。
少し厳しいことを書くと、免許を取得できたのですから教習所レベルの運転はできて当たり前のはずなのです。それを褒められるのは勘違いされていると思います。スポーツ走行などで、はじめてチャレンジしたこと(荷重移動やサイドターン、ドリフトコントロールなど)ができた時に褒めるのは良いと思いますが、ペーパードライバー講習は違います。長年のブランク期間に忘れてしまったこと、運転スキルの低下をリカバリーすることが目的です。もっと目標を高めに設定したほうが、より安全に運転できるようになると思うのです。
ただ、残念ながら危険予測、危険回避などはレッスン中に殆どできません。できる環境もありません。たかだか数時間で得られる危険予測レベルでは安心とは言い難いのです。
それを無責任に褒めまくり、勘違いされて事故でも起こされるのが一番困ります。
気分よく受講していただきたいので言葉は選んでいます。しかし、褒められなかったからとクレームを言われても困ります・・・
きちんと、できていた個所は「できています」とお伝えしています。
過度に褒めたたえるようなことはしていません。幼児相手ではありませんので!
Twitterを眺めていると「褒められた! 」「 思っていたより運転出来た!」 といった投稿を頻繁に目にします。
本気で書いているのだとしたら、事故リスクの高いドライバーだと思います。
車は馬(うま)の数百頭分に相当する馬力(ばりき)があります。
無責任なスクールを選ばないことをお勧めいたします!
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