Twitterなどを眺めていると「旦那に教えてもらう」「彼氏に横に乗ってもらう」「兄弟に教えてもらう」などの投稿を目にする機会が多々あります。
正直なところ、危険ですし以下の理由でお勧めではありません。
自分の運転スタイルを押し付ける
一番最悪なのがこの理由です!
もっと速く走れ。なんで黄色で止まるんだ。今のは行けただろ。ブレーキが遅い。(右折時に)なんで早く曲がらないんだ などなど
自分の運転感覚を押し付けるタイプです。
過去にはレッスン中に赤信号で信号無視をしようとした方がおられました。さらに首都高で進路変更禁止場所にもかかわらず平気で変わろうとします。
理由を尋ねたら旦那の真似だそうです。。。。。(呆れました)
助手席から成すすべが無いので恐怖から語気が強まる
赤信号に何で気づかないんだ。危ない、ぶつかる、なんで避けないんだ
などなど。罵声を浴びせてきます。
背景には、今時の車は助手席からは成すすべがありません。せいぜいハンドルを触るくらいです。昔のマニュアル車であればギアを抜く、サイドブレーキを使うなど避ける・止まるの手段がありました。今時のAT(オートマティック)車は何もできないことが多いです。
このような理由から迫りくる恐怖に耐えかね、わめき散らすのです。まぁ、当然ながらわめかなければ事故につながるのですが・・・
そして
トラウマになります
様々なことを言われてトラウマとなります。何を言われたか参考までに尋ねるのですが、大概は覚えていません。とにかく怒鳴り散らされたと! すなわち、助言は役に立たないどころか、運転に対する恐怖心と心の傷を作っただけなのです。
とにかく危険
そしてなにより教えることに慣れていなければ危険です。公道で練習をするのであれば他人の生命財産を奪う危険性があります。
助言のタイミング
また助言内容とタイミングは重要です。これはスクールに通ってもインストラクターの技量の差として現れます。
もし身近な人に頼むのであれば、以下の最低条件をそれ得てからだと思います。
・公道以外の広い場所を確保する
貸し切りの駐車場、広大な自宅内、絶対他の車が来ない田舎道
・信頼関係があること
・メンタルが強いこと
どんなに罵倒されようがくじけないのならいいと思いますよ。けど、実際にはご本人は傷ついているようです。メンタルが強い=自尊心が強いケースも多く諸刃の剣状態です。
・誤った運転の癖がないこと
この理由も重要です。多くのドライバーは公道を運転しているうちに法規走行の基本を忘れています。円滑な交通を妨げないために、徐々に基本を崩した運転となり、結果として自分勝手な運転をしていることが多いです。まずは基本をマスターしたうえで臨機応変に対応できるスキルを磨くべきだと思います。
いずれにせよ、安上がりだから。などという安易な理由で考えない方が良いと思います。
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