秋の行楽や家族の送迎をきっかけに、久しぶりに運転する方もいるでしょう。ハンドルやブレーキの操作を思い出すことに意識が向きがちですが、出発前に確認したいことがもう一つあります。後部座席のシートベルトです。
後部座席も、一般道路でシートベルトの着用が必要
シートベルトは高速道路だけでなく、一般道路でも後部座席を含む全席で着用が義務付けられています。道路交通法第71条の3により、運転者は自分自身の着用に加えて、同乗者にも着用させなければなりません。病気など、法令上の例外に当たる場合を除きます。
短い距離の買い物や、近所への送迎でも基本は変わりません。
一般道路の後部座席着用率は45.8%
警察庁とJAFが実施した2025年の全国調査では、一般道路での着用率は運転席99.1%、助手席96.5%に対し、後部座席は45.8%でした。後部座席の着用が十分に徹底されていないことが分かります。
警察庁は、後部座席でベルトを着用しないと、衝突時に本人が車内で強く打ち付けられたり、前席の人を傷つけたりする危険があると説明しています。
家族や友人を乗せる前の確認ポイント
例えば、週末に家族を乗せて買い物へ向かう場面。車を発進させる前に、次の順番で確認してみましょう。
- 運転席のシート位置とミラーを調整し、自分のシートベルトを着用する。
- 助手席と後部座席の同乗者がベルトを着用しているか確認する。
- バックルが確実に留まり、ベルトがねじれていないか確認する。
- 子どもには年齢や体格に応じた適切なチャイルドシート等を使用する。
- 全員の準備が整ってから、周囲の安全を確認して発進する。
6歳未満の子どもは原則としてチャイルドシートが必要です。6歳以上でも、体格により大人用のベルトを適切に着用できない場合は、体格に合ったチャイルドシート等を使用しましょう。
ペーパードライバー講習で練習したいこと
運転を再開する際は、発進・停止・右左折などの操作に加え、出発前の確認を一連の流れとして身につけることも大切です。
送迎が目的なら、家族を乗せる場面を想定して、シート・ミラー・ベルトの確認から出発し、実際に使う道で落ち着いて走る練習へとつなげられます。安全確認を慌てず行えるようになることが、日常の運転の安心につながります。
日常の運転に不安がある方へ
ドライビングアカデミー陽春堂では、買い物や家族の送迎など、目的に合わせた出張ペーパードライバー講習を行っています。マイカーでの練習にも対応しており、ご自宅周辺や普段使う道を想定した内容を相談できます。
運転再開に不安がある方は、どのような場面で運転したいかをお知らせください。
